<むすび庵>で農と旬を語ろう会 誕生10周年記念総会若者たちの証言から、未来を探る。
~10年の歳月で見えてくるもの~<むすび庵>が誕生したのは1996年の夏のこと。
いまと比べて「有機農業」や「農産物直販所」は、
まだそれほどメジャーではなかったですよね。
「田舎暮らし」や「定年帰農」も注目されてなかったし…。
「食育」という言葉も「食卓の向こう側」も生まれてませんでした。
では、この10年で「農」と「食」への関心は、
着実に高まってきたといえるのでしょうか?
<むすび庵>では、これまで数多くの若者たちが、
研修生として真摯に農業に向き合ってきました。
この10周年を機に、その歴代の研修生が集結。
その後の経験をふまえ、明日への想いをこめて、
それぞれ近況報告と率直な意見発表を行います。
そこからこそ「農」と「食」の現実と未来の姿が、
見えてくるのではないでしょうか。乞うご期待!■9月23日(土・祝)13:00~20:00
■会費/一般1,200円 会員1,000円
※中学生以下は無料、高校生以上は会費をいただきます。
※“農旬会”会員募集中。年会費は家族で2,000円です。【研修生からの証言】
熱く濃い青春の日々。果たしてその成果は?
歴代研修生が語る「農」の現実と未来とは。
●芦沢 伸●長谷川主水●久原 佐穂●城取 利彦
●大浦 一成●横山 健生●田中 一平●近藤 和幸(予定)【緊急座談トーク】
八尋庵主と歴代研修生による飾らない座談会。
これからの農と食にとって、大切なこととは?【現役研修生からひとこと】
現在、研修中の女性5名からの迫真レポート。
<むすび庵>の真の実態が、白日の下に!
●伊東 康予●久富 陽子●安武 久美子
●鈴木かおり●満永 亜由美【鉄人庵主のつぶやき】
●「<むすび庵>の使命」/八尋幸隆
10周年を迎え、ますます血気盛んな庵主が、
<むすび庵>の歩みとこれからを熱く語る。【<むすび庵>10周年カルタ合戦】
秀逸な語句と奇抜な絵画が躍る記念カルタを、
全員で味わいながら、優雅な争奪戦を展開。【宴の準備/全員で調理作業】
チームで料理の腕を競う「どれが美味でショー」。
白熱のクッキングバトルの結果は、果たして?【10周年を祝う大宴会】
百姓ユニット「種」による熱血演舞、敢行!
八尋農園の旬をつまみに爆飲爆食爆言の嵐。
※持ち込み、カンパ、差し入れ、すべて大歓迎!お問い合わせ/<むすび庵>
〒818-0083 筑紫野市針摺中央2丁目4-12
TEL&FAX(092)922-2963
(西鉄「朝倉街道」駅下車、徒歩1分。駅前から右へ50m、福銀角を左へ30m)
ホームページ http://musubiann.hp.infoseek.co.jp/
《見ごたえ&読みごたえあり。リンクも充実、必見です》
農業の最近のブログ記事
畑を借りて、耕して、堆肥をまいて、畝を立てて、種をまいた。春まいて暑くなる前にさっととってしまう野菜たち。結果はと言うと
- ラディッシュ :喜んでたら収穫遅れでスが入ってしまった
- 大根 :品種によってはすぐとう立ちした、全体的に太りきらず
- 人参 :もう一歩太りきらず、味は好評、ミニ人参はやめよう
- 春じゃが :収量、味ともそこそこ、来年はマルチで早植えしよう
- スナックエンドウ(春まき) :春まきでもできた、でもつるなしはやめます
- レタス :数が少なすぎた、来年は数を増やそう
- サンチュ:救われた、来年もよろしく
- キャベツ :なんとかできたキャベツはなんとも美味
- ブロッコリー:虫との闘い・・・もうヤダ
全体的に肥料控えめで、でも多すぎるよりは良かったし、こういうものかと学んだ点も多い。少しでも作るなら作るで手をかけないといけないわけで、メリハリの利いた作付けにしないと。被覆資材をもう少し使いますか。
家族と時間を過ごす。
暇だったのでお米について考えてみる。手始めにお米を数えて計ってみた。
1合は180ccで約150gになります。で100粒数えてみると、2g。とすると1合は7500粒ですな。お茶碗2~3杯分ですね。
で育てることを考えると、僕の場合株間、畝間ともに30cmの2本植え。1反(約300坪)は約1000㎡、33m×33mなので株数は110×110で12100株(坪40株)。なので24200粒(約3.2合=約480g!少ない!)の種籾を使ったことになります。で何kgとれたと仮定しますかね。ま、8俵(1俵=60kg)とれたとしましょう!480kgですね。おお、1000倍!少々極端ですが1粒が1000粒になります。1株2000粒かぁ。1反で24,200,000粒。しつこい?
消費を考えてみると、最近は1人当たりの年間消費量が60kgなので、3,025,000粒。365日で割ると8288粒、つまり1日1合ちょい、食べているわけです。月当たりは5kgです。
8俵とれるとしたら1人60kg分は37.5坪、約125㎡で約1,500株。約11m×11mの面積で1年間生きていけます。1日に4株分、いただくわけです。
付いて来てますか?
で、次は買うことを考えましょう。みなさん、キロいくらのお米を買っていますか?300円が平均でしょうか?5kgで1,500円、10kgで3,000円。特価ですな。最近はキロ200円もあるみたいですが。300円だと年間60kg分は18,000円です!月で考えると5kgなので1,500円!主食が携帯の月額料金より安いのだ!
ところで1合の値段って考えたことありますか?1人の1日分のお米ですね。1キロ300円だと150gは45円!もう高いか安いか言うのはやめます。
お金の話になってきて、だんだん面白くなくなってきましたが、田んぼの側を通ったときに、今までとは違った視点で眺めることができるのではないかと思います。
ようやく畑も落ち着いてきたので
(とはいえ秋冬やさいの準備が迫っていますが)
新規就農の経過を今のうちにまとめて書こうと思います。
いろんな人に聞かれるうちにだいぶ整理されたので。
まず、何も分からずに有機農業に惹かれてしまったので
とにかく研修先を探すところからはじめました。
縁あって実家から通える八尋幸隆さんにお世話になることになりました。
☆研修って何だ?って思った人は→有機農業研修とは:一日一平
☆研修の様子を知りたい人は→一日一平[■農業研修日記]
研修しながら自分で農業をするイメージを膨らませてはいたけど
研修が楽しすぎてなかなか実際に動き出すことはできませんでした。
ようやく重い腰を上げたのが11月終わりごろ。
それもテレビの取材に背中を押してもらいました。
年内いっぱいが研修期間だったので
1月中に場所を決め2月から始めて春野菜に間に合えばなぁと。
新規参入で農業を始める場合なんといっても農地!がいります。
それに住む家やお金だって絶対必要です。
その前にどんな農業がしたいのか、最大の問題です。
・自分でするか、雇われるか
・専業か、兼業か
・少品目大量か、多品目少量か
・水稲か、野菜か、果樹か、花木か、畜産か、酪農か
・施設か、露地か
・市場か、JAか、直販所か、提携か
などなど形態はさまざまあります。
・場所(環境)を優先するか
・したい農業を優先するか
・実際可能なのかどうか(金やら労働力やら能力やらで)
準備する中で揺れ動くのは当然ですよね。
ま、なにはなくとも農地探しなんですが
・農地はいくらでも空いている(やめる人が多いので)
・ただし空いているのは条件が悪いところが多い(当然です)
・おまけに情報を得るのは楽ではない
(村社会だから・田舎の土地は単なる資産ではないから)
・各相談窓口に行ってもなかなか話は進まない
(とくに有機農業なんて言うと)
ということでたいてい、とにかく足を使って動き回って
その中で自然となんかの縁で決めるしかないという
都会的な考えでは一見ありえないけど
実はごく自然な形で決まっていくようです。
こうすればいい!みたいな楽な方法がないのかと
安易な考えをしてしまいがちだけど
そもそも農業自体そういうものではないわけで
最初のステップとしてちょうどいいんじゃないかと
今は思っています。
この過程でいろいろなことが勉強になりますし。
僕の場合は
・有機農業
・地元福岡の知り合いに食べてもらいたい
・とにかく自分でやってみないと先のことは考えられない
ということで福岡市近郊の農業地帯に絞られました。
それこそ周辺の県まで範囲を広げれば
もっと農業をする条件が良いところはいくらでもあるようです。
ここらで一区切り入れましょう。
有機農家で研修する
という人が増えている(ように感じる)。
それでも多くの人にとっては
一体それってどういうこと?
というのが正直なところだと思うので
自分自身の立場を説明するためにも
まとめた文章を書いておこうと思う。
簡単に言うと、有機農業を学びたい人が
有機農業を営むお百姓さんのところで
一緒に農作業をさせてもらいながら勉強することだ。
無償か、有償か
住み込みか、通いか
毎日か、週末か
数ヶ月か、1年か、複数年か
などなど形態は研修先によって様々だが
基本的にはそういうことになる。
お互いなんで(多くの場合)タダでそんなことするのだ、と
きっと不思議に思うだろうが
僕の知っているかぎりでも
老若男女様々な人がお百姓さんのもとで研修をしている。
有名な研修先では4、5名が同時に研修している
なんてことも珍しくはない。
そもそも有機農家とは
単に有機農産物を生産する農家、ではなく
人と人との関係においても有機的なつながりを大切にする
といった生き方まで含めて
有機農業をしているお百姓さんなのだ。
だから近代的な感覚から言うと
ありえないような関係が成立する。
20年ほど前にこのような形が見られ始め
今では歴代の研修生が周辺で独立し
コミュニティを形成している地域もある。
もちろん慣行農家でも研修制度が無いわけではないし
一般的に農業を学ぼうとする人のためには
農業高校、農業大学校や
研修制度の整った農業法人等で学ぶという道もある。
しかし有機農業となると
その性質上、基本的にはこういう形を取らざるを得ない。
というかこれはすでに有機農業の重要な一部なのかも知れない。
有機農業を志すにしてもいろいろな背景がある。
サラリーマン生活に疲れて人生を考え直してみた人
環境問題を追求したら有機農業に辿りついた人
田舎暮らし、スローライフに憧れる人
健康問題を抱え食から農までさかのぼってきた人
現代文明に疑問を感じ農に未来を見た人
農家出身でもなく
農業を学んでもなく
まったく農に触れたこともない人でも
突然有機農業がしたくなるのだ。
そうすると次は研修先探しになる。
代表的なのが
全国有機農業者マップ
という日本有機農業研究会が出している
有機農業者のリストで
研修の受け入れが可能かどうか調べるパターンだ。
自分の理想に近く
研修を受け入れてもらえそうなところに
直接連絡を取って、状況や思いを伝え
見学や短期間の研修を経て
本格的な研修が始まる。
もちろんマップを見なくてもなんだかの縁によって
不思議と研修先とはつながるものなのだ。
基本的に契約といった堅苦しいものはないので
トラブルの噂を聞かないでもない。
従来とは異なった世界に飛び込むことになるので
お互いに違和感を抱えながらのスタートにはなるのだが
農業という仕事の性質のおかげか
有機農業という大げさに言うと思想のおかげか
すばらしい関係が生まれることが多いと思う。

